冒険家
私は一日のうちにも変化します。朝起きたときの私と、夜眠るときの私は、まるで別人なのです。
ISFP(冒険家)型の人たちは、人生そのものを自己表現のキャンバスとしてとらえる真のアーティストです。従来の芸術家とは異なるかもしれませんが、服装から自分の時間の使い方まで、ISFPの生き様は個性を鮮やかに表しています。探索好きな上に、日々の生活に楽しみを見出すことが得意なので、あなたが今まで出会った人たち中でも一番面白い人間だと感じるかもしれません。
この性格タイプは公平さと柔軟な考え方を重視し、人生を通して周囲に前向きな影響を与えていきます。身近な人たちが各自の情熱を追求するよう後押しするのが大好きで、自身も同じように純粋な熱意を持って自分の興味を追い求めます。皮肉なことに、控えめで謙虚なISFPは、自分のことを「ただ自分らしく生きているだけ」と捉える傾向があり、自分がどれほど素晴らしい存在であるかに気付いていないことも多いのです。
開かれた心の美しさ
この性格タイプの人たちは、柔軟で順応性のある人生の過ごし方を好みます。厳格なスケジュールやルーティンを好む性格タイプも存在しますが、ISFPはそうではありません。一日一日をあるがままに受け入れ、その瞬間に正しいと感じることを大切にします。また、予期せぬ出来事のための余裕を常に残しておく傾向があるので、一人でも、愛する人と一緒でも、思いがけない外出や冒険を体験することにつながり、多くの大切な思い出が作れるでしょう。
このような柔軟な考え方の持ち主なので、ISFP型の人々は際立って寛容で、広い心を持っています。世界の多様性を心から尊重し、異なる意見や独特なライフスタイルを持つ人々も受け入れるでしょう。そのため、他人の個性や信念を変えようとすることは滅多にありません。
しかし、その柔軟な考え方にも欠点はあります。ISFP型の人々は長期的な計画を立てることが苦手で、計画を実行し続けることはなおさら難しいでしょう。その結果、目標達成への自信が持てず、周囲の期待に応えられないのではないかと不安に感じがちです。日常生活に少し構造を取り入れることで、独立心を失うことなく、より有能で整理された自分を実感できるかもしれません。
調和のある生活
対人関係では、ISFPは温かくフレンドリーで思いやり深く、親しい人たちとの時間を心から楽しみます。しかし、注意すべき点があります。他者との交流の後には、エネルギーを回復するための一人の時間が必要不可欠なのです。この一人の時間こそが、自分のアイデンティティの感覚を取り戻す(つまり、本当の自分とつながり直すための)大切な機会となります。
クリエイティブで自由奔放なISFP型の人たちは、社会的な枠組みにとらわれず、自分の道を自分のペースで歩むのを好みます。一見すると他人の目を気にしないように見えますが、実際はそうとは限りません。ISFPは思慮深く洞察力があり、人々の言葉にされない感情や意見を察知することができます。そのため、好かれていない、認められていない、または感謝されていないと感じると心を痛めることがあります。感情を受け止める力と繊細な性質を持つからこそ、他人に対して寛容で許せる存在なのかもしれません。誰かに二度目のチャンスを与える性格タイプがあるとすれば、それはISFPでしょう。
ISFPは繊細な気質がゆえに悩みを抱えることもありますが、「今この瞬間」を大切にするタイプでもあり、過去の挫折や苦い経験についてあれこれ考えてもしょうがないことを理解しています。つまり、現実に対して不満を抱くのではなく、今の人生でうまくいっていることに感謝するという素晴らしい気質を備えています。また、身の回りにある美しさや喜びを見逃しません。このような傾向はISFPの数ある資質のひとつで、周りの多くの人にプラスの影響を与えるでしょう。