擁護者
愛は分かち合うことでこそ成長する。もっと多くを手に入れたいなら、それを周囲に与えればいいのだ。
ISFJ(擁護者)型の人たちは、大げさなパフォーマンスを好まないものの、世界を支える存在と言えるでしょう。勤勉かつ献身的で、自分の周りの人たちに対する強い責任感があります。誕生日や特別な日などを忘れることはなく、締め切りを守り、伝統を尊重し、愛する人たちを惜しみなくサポートし、優しさを注ぐでしょう。しかし、その行動の多くは裏方で行われるため、自分からアピールすることは滅多にありません。
ISFJ型は、多彩な才能を持ち合わせた、何事も成し遂げる実行力のある性格タイプです。繊細で思いやりのある性格でありながら、優れた分析力と細部への目配りも備えています。また控えめな性格にもかかわらず、対人スキルに長け、充実した人間関係を築く傾向にあります。この性格の人々は、個々の特性以上の価値を持ち、日常生活のありふれた場面でも、その多様な長所を発揮するでしょう。
忠誠心という贈り物
ISFJ型の大きな特徴の一つは「忠誠心」です。この性格タイプの人たちは友人や家族とのつながりを疎かにせず、人間関係を維持するための努力を惜しみません。つまり、ただ単に「元気?」とメッセージを送るタイプではありません。友人や家族が大変な状況ならば、すべてを放り出して手を差し伸べる人たちとしても知られています。
ISFJ型の人たちが自分の力を最大限に発揮できるのは、「誰かの役に立ちたい」という気持ちを行動に移すときでしょう。そして、ISFJの忠誠心は身近な人々だけでなく、地域社会や職場、さらには家族の伝統にまで及びます。しかし、このような強い献身性と奉仕の精神には、マイナスな面もあります。
というのも、勤勉で頼りがいがあるISFJの気質につけこむ人もいるからで、働きすぎたり燃え尽きたりしてしまう場合があるでしょう。人からのお願いを断ったり、たとえ必要な変更であっても、自分自身や人間関係、あるいはこれまでのやり方を変えることを考えただけで、罪悪感を覚えたり、ストレスを感じたりするかもしれません。
極めて高い基準を課す
ISFJ型は「これで十分」という段階でも、さらに上を目指す完璧主義的な傾向があります。自分の責務を真剣に受け止め、人の期待を上回るように一生懸命努力するでしょう。
真面目で勤勉なISFJ型の人たちは、謙虚なことでも知られています。注目を浴びたいとは滅多に思わない人たちですが、周りから見過ごされたり、大切にされなかったりすると嫌な気分になってしまいます。
ISFJ型は自分の功績を控えめに見る傾向がありますが、だからといって、周囲に自分の努力や気遣いを認められなくてもよい、または感謝されなくてもよいと思っているわけではありません。よって、自分のために声を上げるようにしなければ、次第にやる気と情熱を失い、周囲に対して不満を募らせてしまうかもしれません。
他の人を、そして自分を気遣う
内向型ではあるものの、ISFJ型には非常に社交的な一面もあります。周囲の人の些細なことまでしっかり覚えておけるため、相手に「自分は大切にされているし、自分のことを理解してくれる」と感じさせるのが得意です。特別な機会に大小関わらず最高の贈り物を選ぶのも、ISFJほど上手な性格タイプはきっといないでしょう。
献身的で思いやりのあるISFJ型の人たちは、周囲の人たちが安定・安心かつ幸せな生活を築くのを助けることに、大きな喜びを見いだします。ただし、他の人を気遣うように自分自身を気遣うことは得意ではないかもしれません。自分をいたわる習慣を身につければ、さらに多くのエネルギーとモチベーションを持って世の中に貢献できるでしょう。