ロジスティシャン
自分に与えられた能力を生かさない方が、私はもっと怖い。先延ばしや怠け心のほうがよほど怖いのです。
ISTJ(ロジスティシャン)型は建前ではなく本音を語るタイプで、有言実行を重んじます。また、やると決めたことはきちんとやり遂げる性質でも知られています。責任感が強く、頼りがいのある人たちなので、秩序や伝統を深く尊重しているのも当然でしょう。組織や職場、教育の場などにおけるはっきりしたルールや上下関係を好む傾向もあります。
ISTJ型は表立って派手に目立つタイプではありませんが、強固で安定した社会基盤の維持に大きく貢献する人たちです。ストレスフルな状況においても落ち着いて論理的でいられる上に、現実的で頼りがいがある人として、家庭やコミュニティ内で尊敬されているでしょう。
誠実に生きる
ISTJ型の人たちは、どんな状況にも正しい進め方があると信じており、それを否定する人は自分の都合に合わせてルールを曲げようとしているのだと考えます。そのため、自分の行動や選択に対する責任を躊躇なく引き受けます。たとえ自分の評判を下げることになったり、周囲の人を居心地悪くさせたりしても、間違いは素直に認めて真実を告白します。ISTJ型にとって、誠実さと率直なコミュニケーションは、見栄を張ることよりもはるかに重要なのです。また、人に良い印象を与えるために嘘をつくよりも、自分の良心に従うことを選ぶ人たちです。
ISTJ型は、どんな状況でも自分の責務を果たそうと奮闘することで知られています。そして、同じように厳格な基準を維持できない人々に直面すると、困惑を覚えがちです。自分のように強い自制心を持たない人たちを、ときに「怠惰」や「不正直」と決めつけてしまうこともありますが、実際には相手がほかの困難に直面しているだけかもしれません。ISTJ型が頑固だとか冷たいと思われるのは、こうした見方が原因ですが、その背景には「信頼性」と「秩序」を何よりも大切にする揺るぎない信念があるのです。
他の人の分まで頑張る
ISTJ型の献身性は称賛に値し、この気質のおかげで多くのことを達成できるのですが、周囲の人に利用されがちな弱点にもなり得ます。この性格タイプの人たちは、勤勉さと義務感ゆえに、他の人の仕事まで肩代わりしてしまうことが少なくありません。自身は不平を言わずとも、仲間や友人、家族の分まで頑張るよういつも期待される(または自ら進んで引き受ける)と、いずれ疲れや落胆が募ってしまいます。
ISTJ型は感情を率直に表すタイプではないと思われがちですが、負担が大きくなりすぎたときにフラストレーションや不満を覚えないわけではありません。人間関係がバランスよく持続可能な形で築かれていないと、ISTJが守ろうとしている安定そのものが損なわれてしまうかもしれません。かなりの負荷がかかっている場合にしっかり声を上げたり、必要な境界を引いたりできるようになれば、自分の強み――明晰さや忠誠心、信頼感など――を最大限に発揮し、周囲に大きな貢献をもたらせるでしょう。