指揮官

ENTJ型の性格

指揮官は大胆で意思が強い上に、想像力が豊かで、大変な状況に陥っても、解決手段を必ず見つけらます。

ENTJ(指揮官)の性格タイプを描いたシーン。熊手、苗木、じょうろを手にした自信ありげのENTJ3人が森の中で立ち、足下には犬がいて、1人のENTJ女性がイーゼル上の木々の地図を指さしている様子。背景には多数の大小の松の木が広がっている。全体の印象として、どんな場面にいても責任を持って物事に取り組む準備ができている状態、リーダーシップ、強い決意を連想させる。
E 外向型 N 直感型 T 思考型 J 計画型

指揮官

あなたの時間は限られている。他人の人生を生きたりして、無駄に過ごしてはいけない。

スティーブ・ジョブス

ENTJ(指揮官)型の人々は、生まれつきのリーダー気質を備えています。カリスマ性と自信を体現し、共通の目標のもとに人々を引きつける存在です。非情なほどにも理性的という特徴もあり、持ち前のやる気、意志の強さ、そして鋭い知性を生かして、目標を達成できる人たちです。一方、このような熱意あふれる態度が周囲の人を圧倒し、不快に感じる人もいるかもしれません。でも本人は、自分の勤勉さと自己管理能力に誇りを感じているでしょう。

ENTJは、自分は周囲にとてもプラスな影響をもたらしていると考えています。

偉業を目指して

この性格タイプの人々が何よりも好むのは、大小問わず課題に挑むことで、十分な時間とリソースが与えられれば、どんな目標でも達成できると確信しています。そのため、起業家として卓越した才能を発揮する場合も少なくありません。戦略的に物事を考えながら、長期的な視野を持ち、各ステップを意志の力で緻密に実行する様は、まさに優れたビジネスリーダーの姿といえるでしょう。

ENTJ型の性格 (指揮官)

この強い決意は自己成就的予言として働きがちです。ほかの人が諦めるような状況でも、ENTJは純然たる意志の力で突き進み、周りの人々を巻き込みながら素晴らしい成果を生み出します。

交渉の場面——たとえば企業間の取引や車の購入交渉など——において、ENTJは支配的で譲歩しない態度を取ります。でも、冷酷や意地悪なわけではなく、知力の勝負や駆け引きを楽しんでいるのです。相手がついてこられないのであれば、ENTJは自分が目指す「究極の勝利」を最優先します。

ENTJの胸の内には、「効率的でさえいられるなら、いくら無神経と思われても構わない」という考えが潜んでいるかもしれません。

ENTJは、自分と同等の知的レベルと行動の精度を示せる相手を高く評価します。また、持ち前の「他人の才能を見いだす才能」は、チームビルディングの際に生かされるでしょう(どれほど優秀でも、一人ですべてを成し遂げることは不可能ですから)。しかし同時に、この性格タイプは他人の失敗を容赦なく指摘する傾向があり、その指摘が冷淡に映ってしまうこともしばしばあります。ここにENTJの大きな課題が潜んでいます。

やりがいのある挑戦

感情表現は分析家(NT)タイプの人々全般が苦手とする面がありますが、ENTJの場合は特にその無頓着さが多くの場面で顕在化し、広い範囲の人々に直接影響を与えます。職場などでも、生産性が低かったり怠惰だと見なした相手に対して遠慮なく厳しい言葉を投げてしまいがちです。ENTJにとって感情的な表現は弱さの表れに映るため、感情を重んじる相手を軽視してしまうことがありますが、これは往々にして敵を作りやすい態度です。自分自身の目標達成のためだけでなく、周囲からフィードバックや承認を得るためにも(面白いことに、ENTJはこれらにとても敏感です)、チームの機能が絶対不可欠であることを覚えておくといいでしょう。

ENTJは非常にエネルギッシュで、自分を大きく見せようとする傾向があるだけでなく、しばしば実際に大きな成果を上げます。しかしその影響力は、ENTJ個人の努力だけでなく、協力的なチームがあってこそ成り立つことを忘れてはなりません。チームの貢献や才能、さらには感情面でのニーズも無視しないようにすることが大切です。「実際にできるようになるまで、できるふりをしてごまかす」アプローチを取る場合でも、自身の数ある強みを生かしながら、他人の気持ちに配慮するようになれば、濃密で満足度の高い人間関係と、やりがいのある功績を同時に手に入れられるでしょう。